例会山行 流星群鑑賞 毛無山 十二が岳 西湖岩

 

例会山行 流星群鑑賞キャンプ 毛無山~十二ヶ岳 西湖岩

山 域:西湖周辺 毛無山~十二ヶ岳 西湖岩
期 日:10月21日(土)~22日(日)
参加者:Fuku、いっしー、ハル、ピーちゃん、ヨーコ、Taka、ギリちゃん、なべ(21日)

 スノーカーニバル、春・夏・秋合宿…泊りの山行は毎年幾つか参加しているけれど、こんな眺望に恵まれた場所に行ってもきちんと星を眺めたことはなかったなぁと2023年流星群スケジュールを調べたら、10月21-22日、土日にオリオン座流星群のピークが重なるとのこと。これは!とテーマを「星」にしてキャンプができる場所をあれこれ探したら、係り相方のギリちゃんさんがハイキングもできて登りごたえのある山も近くにあるという西湖を提案してくださいました。
 秋の行楽シーズン、インバウンドの影響もあるのか都内-河口湖の高速バスは軒並み満席、電車も外国客、若人、登山客でぎっしり。前日からキャンプ場入りしていたピーちゃんさんからも「周遊バス券も並んでるから誰かまとめて買った方がいいよ」とアドバイスメール。ヨーコさんが河口湖駅に先に到着しているとのことだったので購入をお願いし、何とか予定通りの周遊バスに乗ることができました。観光地をナメてはいけませんね…。
 西湖津原キャンプ場に着くと前泊のハルさん・ピーちゃんさんが出迎えてくれました。広々したサイトにテントを張って、再び周遊バスに乗り三湖台で下車。広葉樹の根っこが蔓延るなかなかの斜面を登ると、ススキの向こうに富士山が見える見晴らし台に到着。そのままハイキングロードを行き、紅葉台では富士山に背を向ける位置にナゾの椅子がぽつり一脚。鳴沢氷穴では屈まないと通れない細い洞窟を通って、万年氷や江ノ島まで続くという伝説をもつ地獄穴を見物。寒い!
 鬱蒼とした青木ヶ原樹海を歩き、富岳風穴は素通りして再び周遊バスに乗り込み「いやしの里 根場」で茅葺きの日本家屋を軽く眺めておやつタイム。
 再びバスに乗って、夜に備えてテントで早めの夕食。たっぷりのおつまみと、用意した鮭のちゃんちゃん焼き、東北名物豆しとぎにお酒と話が進んでいきます。
 テントはクライミング組と縦走組に分かれて9時頃就寝。雲はほぼなく夜空には明るい星が見えていました。ただ、キャンプ場の設備がよく、トイレを含め煌々と明かりが灯っていることに流星群鑑賞には一抹の不安が過ぎります。
 ぐっすり寝て、3時半にセットしたアラームで起きたところで防寒着を着込んでテントの外へ。星は見えるもののやっぱりキャンプサイトは充分明るい。西湖湖畔に向かい、なるべく街頭などの影響が少ない場所を探して星空を見上げました。
 オリオン、カシオペア、北極星、北斗七星。自分で判るのはここまで。星空アプリを空に向けると、アンドロメダ、くじら、ペルセウス…ギリシャ神話のキャラクターが並びます。ふむふむ、あの目立つのは木星。お~「とかげ」なんて星座もあるのか。そうこうしているうちに、1つ流れ星!風はないものの、ギリちゃんさんは寒さで一足先にテントへ。Fukuさんと30分ちょい粘って、私は最終的に3個の流星を見ることができました。もう少し流れるのを期待していたけれど、星空は本当に綺麗でした。日本の行き届いた電気設備に脱帽です。
2日間本当に天気に恵まれ、展望もハイキングも縦走も充実した山行となりました。(記 いっしー)

十二ヶ岳 山行報告                         
2023.10.22(日)晴れ
 西湖津原キャンプ場6:15~6:40毛無山登山口~8:35毛無山 8:55~10:55十二ヶ岳頂上11:17~13:10十二ヶ岳登山口・いずみの湯 14:18バス~15:10河口湖駅

 昨夜は晩御飯のあと2つのテントに分かれ就寝。オリオン座流星群を見るため3:30位には起きる事にした。誰かの目覚ましで起き、静かに外に出た。湖畔の方が暗そうなので湖畔まで行きいっしーさんギリちゃんさんと星空を見て流れ星を探した。ギリちゃんさんは寒くて戻った。いっしーさんが見えた、と言った。私も暫くじっと見てたら星が流れた。ホント一瞬で願い事する時間はなかった。5・6分待ちもう1つ見えたので朝ごはんのテントに戻った。流星群は思ったより少なかったかもですが一瞬の流れ星は光って綺麗でした。こんなの見る機会ないので企画してくれたいっしーさん、ギリちゃんさんに感謝です。
 朝ごはんでは各自のお湯で作る食事の前にいっしーさんの味噌汁、ピーちゃんさんからのスープも貰い大満足。テントを撤収して、これで帰るなべさんと別れ、岩登り3人に先立って6:15出発した。
一般道を歩き毛無山登山口から山道に入る。いきなり急登で1時間キツイ。途中のピークから少し緩んだけど湖からは600m上がらなきゃならない。暫くすると富士山の展望が良くなり頂上間近では裾野から綺麗に見えていたので頂上で景色が良いか分からないので大休憩にした。日差しも強くほんわかした。頂上では集合写真だけ撮ってポールを仕舞い十二ヶ岳に向かった。ここは一ヶ岳・二ヶ岳と順番通りの看板がある。すぐの時もあれば長い時もあるので決まりは良く分からない。岩稜地帯とは聞いていたが鎖やロープを張っている所がほとんどだった。気を抜かない様に慎重に進んだ。昨年行った秩父二子山に似ている。十一ヶ岳で休憩し最後に備える。ここで半分ちょっと。吊橋はめっちゃ揺れる。十二ヶ岳までは岩トレと同じ感じ。Takaさんとこういう所が東京の近くにあれば練習に良いよね、なんて話しながら頑張って頂上に着いた。この辺は結構紅葉も綺麗になっていた。頂上では何組か会い、場所も狭いので少し戻って分岐の所で昼食にした。充分休んで下り始めた。下りも急で木の根も出ていて滑りやすく気を使った。途中岩壁が近そうな所で要望通り「タンネ~」と皆で叫んだ。風も強く聞こえなかったかもしれない。3か所で叫んだ。長い長い下り何とか2時間かからず、いずみの湯に着いた。
 バスの出発まで丁度1時間あるのでゆっくり入れた。岩トレチームは遅れそうなので先に河口湖駅に行った。1時間後の電車に乗ると決めて、予定通り駅前の平井売店で食事した。16:06発の各駅停車に乗ってると岩トレチーム3人がギリギリに乗ってきた。1本後のバスで来て間に合った。混んでて話はしなかったが最後に揃って良かった。大月で私は違う電車に乗った。言い忘れたけど、テント本体を持って帰ってくれたなべさん有難う。遠いけど、また来たい山です。(記 Fuku)

西湖岩 報告
10月20日(金)
 河口湖から25分程バスに乗りキャンプ場に着く。2泊の受付を済ませて皆のザックが置ける様に屋根とテーブルと椅子の有る所の目の前にテントを張った。
 1時間後のバスに乗り40分をかけて十二ヶ岳登山口でバスを降り、岩場までは50分かかった。何年か前に数回来たことのある懐かしい岩場だ。先ずは5.8をリードで登ったが下の方しかアンカーが無くカムも持っていたが使うところもなさそう(-_-;)落ちたらグランドしてしまうので途中、右隣の凹角のあるルートの被っている岩の上にボルトが見えたので手を伸ばすが届かない…。しかも風が強くてチョット恐い(-_-;)何回か手を伸ばしてやっと届いたが、その後は無かった。
この日は5.8と5.10aをトップロープで登り練習を終えた。
10月22日(日)
 朝、登山組と分かれて歩いて岩場に向かった。
今日も風が強いので、ハルさんに一昨日の5.8のルートにロープをセットしてもらいました(;^_^A 。この日は5.8と右隣の5.10bの練習をした。
練習を終えてから右に回り込んだルートの偵察をしてから下山をしました。
両日ともに風が強く寒かったが、岩が乾いていて気持ち良く練習が出来ました。
前日、全員でハイキング+観光をした時にバスが20分遅れて、特急や高速バスを予約している人達は大変だなと思っていたのをすっかり忘れていて、河口湖駅にバスが着いたのは電車の発車時刻2分前でした。(記 ピーちゃん)

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2023年10月22日