鹿沼岩山&赤薙山

 


個人山行 鹿沼岩山&赤薙山

日 程:4月2日ー3日(日)
参加者:ハル ピーちゃん かわじ 輝男 taka

1日目
 鹿沼9:10のバスで岩山に向かう。今回もアイゼン岩トレ、フリークライミングだ。天気はいいが風が冷たく日陰は寒い。午前中はトップロープにてアイゼン、アックス登攀の練習。午後はフリークライミング。
 今日は土曜日なのに岩場独占状態。地元のおばちゃん、子供たちがきゃーきゃー登ってくるだけ。
 数十年ぶりにクライミング再開し少しずつ体が慣れてきたのはいいが体が重いし力がなくなってる。先輩たちが(おりゃ~)の掛け声とともに登って行くが私は声は出るのに登れない。筋トレ、ダイエットが必要だ。今は
昔と違い確保の方法や支点の取り方等より安全になってきていて覚えることが結構ある。道具も進化してる。
15:30下山開始。明日の雪上訓練の為日光へ移動し輝男さんと合流しお疲れさん会へ。

(記 かわじ)


2日目
 日帰り飛び入りで、雪訓に参加させていただきました。
 前日宿泊したメンバーと東武日光駅に集合し、バスで霧降高原へ移動。リーダーはバス停脇のレストハウスのスタッフに積雪の状況を確認。小丸山展望台へ向かう階段ではなく、トレッキングコース入り口から丸山へと10時5分歩き始めた。重く垂れこめた雲から時おり雪のかけらが降りてくる。始めは浅かった積雪だが、次第に登山道は白く覆われている。すぐにトレースは無くなり、緊張する通過箇所が現れた。急斜面のトラバース。リーダーがカラダの向き・ピッケルの指し方・足の置き方を教えてくれる。斜面にへばりついて脚の間からは急斜面の下の車道が見える。無我夢中で通過した。その後は岩と雪の混ざった谷を下る。雪で隠れた岩の間に足を入れて捻挫することがあるので、注意深く足を運ぶように教わる。谷から緩やかにトラバースしながら登っていくと、八平ヶ原という平坦地へ出た。笹原と小さな白樺が広がり、とても雰囲気が良い。丸山の頂上へ向かう斜面に差し掛かった地点で、短い昼食のあと、リーダーが斜面を尻セードで楽しそうに滑り降り、滑落停止の練習のための滑り台を作った。かわるがわるスベリ降りる。私は滑るのも止まるのも上手くいかない。私以外は全員経験豊富な先生で、何回も練習。登り降りのアイゼン歩行も習った。かわじさんの滑落停止はリアルに近い迫力だ。
 終バスの時間に間に合うように練習を切り上げ、天気予報通りの雪が強まったなか、登ってきたルートを復習しながら下る。14時30分レストハウス帰着。
 雪山歩行の実践がぎっしり詰まって、初心者の私にとって贅沢な学びのチャンスに恵まれ、誠に有難い時間であった。「転ばないことが第一。でももし転んだとき、どう対処するかを知って、細心の注意力で歩くべし」と師匠の教えを支えに、次出会う雪山を歩こう。
 リーダー、皆さま、ありがとうございました。

(記:taka)

(写真 ハル かわじ) 

2022年04月03日